情報量に淘汰されて、儲からなくなったメーカー。

インターネット革命

インターネットの登場は、人類にとって産業革命以来の大きな変革だ、と以前読んだ本に書いてありましたが、全くその通りだと思う。
あらゆる産業に変化を齎し、モンスター(Google)を生んだのも、このインターネット革命に他ならない。

爆発する情報量は、人間にどんな影響を与えた?

もちろん、僕ら人間にも色々な影響をあたえているわけですが、最も大きいのは情報に与えた影響。


情報が流行を作り、流行が大ヒット商品を作り上げますが、最近はほんとーにいいモノでも爆発的に売れない。iPodぐらいか?


情報量が圧倒的に多く、またジャンルや傾向も多岐に渡るため、価値観がここ10年ぐらいで本当に多様化している。簡単に言えば、流行に乗らない人が増えている、セグメントすべき人種が増えているってことかな、と思います。

インターネット革命下では、メーカーは儲からない。

そんな世の中ではパレートの法則なんかは当てはまらないし、多様化する価値観を網羅するため、メーカーは商品ジャンル数を増やしたりして、なんとか売り上げ確保はするものの、商品点数を増やすことでの販管費/人件費の増大により、利益率は以前に比べ落ちる。


このインターネット革命下で、誰が儲かっているのか?答えは簡単。何やってもユーザーを多く集めたサイト。いや、多く集めた上で、広告モデル化したサイト。


いっそのこと、メーカーはモノでも配って、集客―リアルでもいいし、WEBでもいい―して、広告を見せるようなビジネスにしちゃうのもアリなのかな、って思いました。