Determinationsの思い出

もう10年前。

親に言われるがまま大学に入り、これから何をするべきか悩んでいました。

勉強?だるい。バスケ?ちょっと飽きた。

そんな時、自分にマッチしたのが60年代のSKA MUZIK。
重厚なホーンに、いなたいリズム。特に裏は芸術とも言うべき繊細かつ奔放なイメージで、それまでスキだった音楽が全てぶっ飛ぶほどの衝撃を受けました。

そんな時、行き着けのレコ屋でリコメンドを受けたのはDeterminations
彼らの1stLP「Ska Champion」は何よりも深く、その当時の自分に衝撃と生きがいさえ与えてくれました。

SKAがスキになって2ヵ月後。Determinationsとの初めての出会い。

大阪から来た彼らは、名古屋駅前の生活創庫(現:ビックカメラ名古屋駅西店)前でライブをした。

簡単な言葉で表すと衝撃。

そして一か八かサインをお願いする。

すると、2回目の公演でメンバー全員のサインが!

今でも宝です。決して売れません。お金に困っても一生手放せない、愛が込めてあるこのLP。

そして毎年年末に青春18切符や長距離バスを駆使して梅田のDAWNに彼らのライブを観るのが恒例行事となる。

2004年、本当に惜しすぎる解散。

今でも待ってます。再結成を。

僕に人生の生きがいと楽しみと衝撃と、そして今の職を与えてくれたのは彼ら。

一生再結成を待ち続け、今日も東京でデタミのソウルを感じ続けます。

※“Determinations”または“デタミ”のリンク先はUMJのHPです。
  彼らのオフィシャルは既に閉鎖されてしまいました。

なおなお、個人的に一番オススメなのは「This is Determinations」!