andymori『ファンファーレと熱狂』に熱狂
ここ2年ぐらい、日本のロックバンドが熱い(気がする)。
特にインディーズでありながら、軒並みチャートすら席巻するようなバンドが増えている。
代表格は“リロン”こと相対性理論。
タワーレコード年間チャートにランクインするなど、もはや大御所の感じすらする。
最近個人的に要注目なインディバンドは、
てことろ。
そして今年2ndアルバムをリリースしたandymoriは、自分にとっては何年かぶりの購入動機=ラジオ。
- アーティスト: andymori
- 出版社/メーカー: Youth Records
- 発売日: 2010/02/03
- メディア: CD
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アルバムタイトルにもなっている「ファンファーレと熱狂」はM-1「1984」のサビ。
そしてなんだか自分が産まれた日のことと親と、そして今に至るまでの人生が打ち上げ花火と祭りのあと、そして何気ない日常を歩んでいく自分についての情景が浮かぶ。
ラジオでサビだけ聴いていたら、明るい曲だなぁ、と思っていたら、意外に切ない楽曲で、しんみり来るほど。
他の楽曲はバラエティに飛んでいて、彼らの音楽性の幅広さに気付かされる。それでもまとまりがないというワケではなく、むしろ多様性に富んでいる中で語られる物語は統一されていて、はかなくて、聴いていて飽きない。
本当に久しぶりにいいバンド、いいアルバムに出会えた気がする。