andymori『ファンファーレと熱狂』に熱狂

ここ2年ぐらい、日本のロックバンドが熱い(気がする)。
特にインディーズでありながら、軒並みチャートすら席巻するようなバンドが増えている。

代表格は“リロン”こと相対性理論
タワーレコード年間チャートにランクインするなど、もはや大御所の感じすらする。

最近個人的に要注目なインディバンドは、

てことろ。

そして今年2ndアルバムをリリースしたandymoriは、自分にとっては何年かぶりの購入動機=ラジオ。

ファンファーレと熱狂

ファンファーレと熱狂

アルバムタイトルにもなっている「ファンファーレと熱狂」はM-11984」のサビ。
そしてなんだか自分が産まれた日のことと親と、そして今に至るまでの人生が打ち上げ花火と祭りのあと、そして何気ない日常を歩んでいく自分についての情景が浮かぶ。
ラジオでサビだけ聴いていたら、明るい曲だなぁ、と思っていたら、意外に切ない楽曲で、しんみり来るほど。

他の楽曲はバラエティに飛んでいて、彼らの音楽性の幅広さに気付かされる。それでもまとまりがないというワケではなく、むしろ多様性に富んでいる中で語られる物語は統一されていて、はかなくて、聴いていて飽きない。

本当に久しぶりにいいバンド、いいアルバムに出会えた気がする。