Amazonの「ほしい物リスト」の実名公表は外資企業の日本法人が客を見失い、謙虚さを失った瞬間なのでは?
昼ぐらいに下記エントリーにて知って、早速自分の名前を検索してみたら、見事ヒット。
密かな趣味が全公開--Amazonのウィッシュリスト、改め「ほしい物リスト」に注意?:CNET Japan Staff BLOG - CNET Japan
http://japan.cnet.com/blog/staff/2008/03/12/entry_25005890/
「もしかして。。。」と思い、Amazonを使っていて、珍しい名前の知人などを10名検索してみたら、8名ヒットした。
うち1名に「○○○○○ってCD探してます?」と聞いたら、「うん。」。ビンゴでした。
こりゃいくらなんでもないでしょう!そうだ!まだ知らないハイカーがいるかも!と思って、お題「[注意!]Amazonのほしい物リストで本名垂れ流し中」を上げてみたら、知らない人もいて、みんな一様に「こりゃひどい!」とレスを書いていた。
asahi.com:アマゾン「ほしい物リスト」、他人に丸見え 本名も表示 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY200803120349.html
「そもそも、ほしい物リストは、アメリカの文化で、友人や家族にプレゼントして欲しいものをあらかじめリスト化する習慣に合わせてできた機能。公開して使うことが前提になっている。」
とのこと。確かにその用途はあるし、ギフトとECの親和性は高い。サプライズギフトにもなるかもだし。
でもアメリカのネット社会と、日本のそれとは違う。
日本のネット社会は匿名と、個人不特定のネット社会。
アメリカのスタンダードは、ワールドスタンダードではない。アメリカの標準でしかなく、他国では通じない。
どこかで、Amazonジャパンは日本人向けに商売をしていることを忘れてしまったのでは?
そしてその瞬間が日本のスタンダードである謙虚さを完全に見失った瞬間だと思う。